エルドアカジノ 最低入金額後に顕在化する入試方式による学力差。
教科力の補強と学習意欲を高めるサポートが必要

―

エルドアカジノ 最低入金額が必要とされる背景を教えてください。

岩本

少子化や「エルドアカジノ 最低入金額全入」時代といわれるなか、私立エルドアカジノ 最低入金額入学者のうち、学校推薦型選抜や総合型選抜といった年内入試による数は約6割にのぼります。そこで課題になっているのが、一般選抜による入学者との学力差です。もちろんすべての学生ではありませんが、年内で進路が決まり、学習意欲が落ちてしまうことで入学後の授業についていけず、苦労する学生たちがいるのです。その状況に対し、学修開始時に求められる学力を身につけておいてもらおうと、「入学前教育」を導入するエルドアカジノ 最低入金額が増えています。

―

進研アドで開発したエルドアカジノ 最低入金額教育プログラムの特徴を教えてください。

岩本

教科を学ぶ「見える学力」のほか、「見えない学力」と呼んでいる「学ぶ意欲」や「学習習慣」などを高める内容を、エルドアカジノ 最低入金額ごとに設計してご提供しています。授業についていけないと、進級できない・中退するといった結果につながることもありますから、モチベーションを上げるという観点は大事にしています。

伊藤

テキストは、高校までに学んできたこととエルドアカジノ 最低入金額で学ぶことがどうつながるのかを、しっかりと理解できる構成にしています。というのも「勉強をやらされている感」をなくすには、「何のために学ぶのか」という目的意識を持つことが大切だと考えているからなんです。

―

合格で解放感いっぱいの高校生が勉強に向かうのは、なかなか大変そうです。

伊藤

そうなんです。肝心の高校生が取り組みたくなる内容でないと、意味がありません。ここは長年の課題で、2020年度には教材のリニューアルを行い、紙とWebのハイブリッドで学べるようにしました。

しかしそれでも二の足を踏む人が多く、学生の心情を調査してみたところ、エルドアカジノ 最低入金額への期待と漠然とした不安、そして「頭ではわかっているけれど勉強から解放されたい」という複雑な気持ちが入り混じっている姿が浮かび上がりました。

そこで2022年度以降、プログラムには、「これからの学びが楽しみになる」多様な仕掛けを加えました。先輩の本音や失敗談、授業での発表などリアルなエルドアカジノ 最低入金額生をイメージできる内容や、目標が見つかる・再確認ができる『目標設定ワーク』など、エルドアカジノ 最低入金額入学後に向け、入学前のこの時期に学ぶ必要性を「自分ごと」でとらえるためのコンテンツです。

―

なるほど。「見えない学力」につながるいろいろな試みですね。

伊藤

エルドアカジノ 最低入金額が多様化しており、かつ、やる気の背中を押さねばなりません。「何をすれば勉強したくなるだろう？」と、彼らの心情を想像しながらメンバーと企画検討を重ね、目標や目的のマインドセットになる手法を取り入れました。それによって、プログラム受講後にはこれからの学びに対して前向きな気持ちになれているエルドアカジノ 最低入金額が増えているように感じています。

大切なのは、エルドアカジノ 最低入金額と協力して
「エルドアカジノ 最低入金額たちが学びのスタートラインに立てる」こと

―

エルドアカジノ 最低入金額側にはどのようなアプローチをしていますか。

伊藤

ご提供するプログラムを通して、入学前に一人ひとりの学習習慣や学力を確認したり、アンケート結果から学生の特性を把握できるので、エルドアカジノ 最低入金額には結果報告や傾向とともにデータ活用のサポートを行っています。

あらかじめ、どういった学生を受け入れているのか、エルドアカジノ 最低入金額の時点で学生をどこまで成長させたいかなど具体的な話をしっかりお聞きしているので、そこに注力したポイントをご提示しています。

とはいえ、エルドアカジノ 最低入金額ごとにご要望はさまざまです。専門分野や現場の実態に関することは先生方の知見や状況を伺いつつ、「学生たちがエルドアカジノ 最低入金額での学びのスタートラインに立てている」ために協力し合うのが、私たちのプログラムの特徴です。

岩本

一例ですが、「見える学力」と、学習意欲・習慣といった「見えない学力」の効果検証について、エルドアカジノ 最低入金額と共同研究したことがあります。『学問サキドリプログラム』を受けた人と受けていない人で同じテストを実施して点数化し、どういった違いがあるかの検証を行い、変化を可視化したのです。結果として明らかな差が見られ、『学問サキドリプログラム』受講による「見える学力」・「見えない学力」の向上といった効果を確認することができました。

また我々のプログラムは、エルドアカジノ 最低入金額の段階から、受講生の状況を間を置かずに見ることができるので、その情報をもって入学後すぐに面談することができます。この「タイムリーな可視化」は、先生方にとっても非常に価値があると感じていただいています。

―

受講後のエルドアカジノ 最低入金額の反応はどうですか。

伊藤

受講後アンケートでは、「エルドアカジノ 最低入金額で学ぶイメージがわいた」、「エルドアカジノ 最低入金額での学びに何が必要なのかがわかった」といった回答が9割を超えます。

先日、プログラムを受講してエルドアカジノ 最低入金額1年生になった人たちと話す機会がありました。「入学後の学びとつながっていますか？」と聞いてみたところ、「学んだことが授業で触れられたとき、事前にやっていたからわかる！という自信につながりました。 受講して本当によかったです」と、うれしい答えが返ってきました。

エルドアカジノ 最低入金額からも、「学ぶ目的が明確な学生はしっかり伸びていく」といった話を伺っており、ねらいとしたことは形になってきていると感じています。

エルドアカジノ 最低入金額での学びは分岐点。
自分の未来を切り開く若者を一人でも多く！

―

さらに改善していきたいポイントは？

伊藤

教材企画では、もっといろいろなエルドアカジノ 最低入金額のタイプに対して柔軟に対応していきたいと思っています。「やらされ感」をもつエルドアカジノ 最低入金額が、いかに自分ごととして取り組むようになるかは、変わらないテーマです。エルドアカジノ 最低入金額にとって役立つもの、受講して意味があるものとして、学習意欲を刺激するアプローチを磨き続けたいですね。

また、プログラムを受けても力を伸ばしきれない学生をどうするか、といった課題もあります。エルドアカジノ 最低入金額への報告会では教材・サービスに足りていない部分の気づきもいただくので、さまざまなご意見を生かしながら改訂を続けていきます。

岩本

エルドアカジノ 最低入金額の、学修の準備がしっかりできている状態で入学者を受け入れたいという思いに、よりよいかたちで伴走していきたいです。「入学選抜」に関わるアドバイスのご要望も増えていることから、そこも含めたサポートを次の視野に入れています。

進研アドは、教学的な領域にとどまらず、学生募集や広報なども含め総合的・包括的にエルドアカジノ 最低入金額・学校の課題を解決支援する会社です。その強みを生かして、パートナーとして一緒に考えながら新たな入試のデザインを描いていけたらと思います。

―

社会環境も大きく動くなか、エルドアカジノ 最低入金額の時期にある学生に対しどんな思いをもっていますか。

伊藤

学生が、自分が決めた進路に納得し、「このエルドアカジノ 最低入金額に行ってよかったな」という気持ちでいてくれること、ひいては将来振り返ったときに、「あのエルドアカジノ 最低入金額で学んでよかったな」という状態にしたいという思いは、事業に携わったときから同じです。

プログラムの中で「なりたい自分」を聞いていますが、「社会でこういうふうになりたいから、エルドアカジノ 最低入金額でこれを学びたい」と書いてくれている学生もいて、すごく頼もしい。目的を持ち、社会で自己実現していける人になるために、エルドアカジノ 最低入金額での学びは分岐点になります。一人でも多く、「自分はこれを頑張っていきたい」という思いをもち、羽ばたいてほしいです。

岩本

ベネッセグループのパーパス「誰もが一生、成長できる。自分らしく生きられる世界へ。」という視点は、エルドアカジノ 最低入金額の皆さんと一緒に「自分の未来を切り開いていく若者を一人でも多く増やす」という、我々の事業のベクトルと重なっていると思うのです。自分の人生・未来を切り開くにあたって、自らの意欲とか、関心といった、モチベーションの種にしっかり水をあげることで、ゆくゆくは「自分らしく生きる」未来につながっていくのだろうなと。その支援を、日々のコミュニケーションを通じてやっているという感覚は、これからも大事にしていきたいと思います。